第二の故郷

彼とは第二の故郷で出会った。偶然に知り合った同郷の友達の友達の友達だ。

彼と似た友達がいる。人と人のつながりは不思議なものだ。

自分にとって必要な人は人生の旅の中でめぐり合う。

いつも、素直に生きているとそんな人生を分かち合う仲間たちが集まるものだ。

それをみのるは感じた。

人生は、そんな、仲間探しの旅なのかもしれない。自分と同じような。

そんな仲間に出会った。

彼とはみのるの故郷で会うことを約束した。そして、今それが実現した。

彼と会ったのはほんの数時間だった。そして、初めて会ったときもそうでした。

何か他人ではない。そんな感じを味わった。 ・・・・・ つづく

2007年、元日の出来事。その2

さあ、7年前に思い描いていたことが実現した。

みのるは、この風景を待っていたのだ。7年間も。

十分に味わっていた。

何もかもが新鮮でいて、夢のような出来事。

しかし、すべてが現実なんだ。

そのことを感じながら夜の夜景を眺めている。

そして、隣には異国の地で知り合った、彼女がいる。

今日は、ふたりの出会いに祝して乾杯。

そう、偶然に出会った。

会った瞬間から何かを感じていた。

どことなく、他人ではない。どこかで会ったことがあるかのように。 ・・・・・続く

2007年、元日の出来事。

みのるは7年前のことを思い出していた。7年前、職場の同僚と訪れたこの地で、みのるはいろんなことを思っていた。

みんなは、この異国の地で旅行気分に浸っていた。しかし、みのるは違った。この地はみのるにとって第二のふるさと。

住んだことはないのに感じるものは地元の人間と同じ。だから、だれもみのるには声をかけてこない。みんなには、声をかけてくるに。自分だけは現地の人たちは分かるのだろう。みのるがこの地の人間であることが。

だから、みのるは、どこにいっても、何を見ても何を聞いても、懐かしい感じでいた。それがなぜだかは分からないが。

みのるは、そのとき、決めていた。また再びこの地に訪れることがある。そのときには、あのタワーに行こう。そして、お酒を飲みながら夜景を眺めよう。好きな人と。

そして、7年後、それは、実現した。しかも、こんな形で ・ ・ ・ ・ ・ ・続く