それから

そのとき以来、悦子とは会っていない。大学時代にそんな身近に彼女がいたことすら忘れていた。偶然の出会いであった。みのるは大学に行くよりもバイトに明け暮れる毎日であった。大学の二年までは学校に暇な時にしか行かなかった。それでも彼の大学時代は満たされていたと思う。大好きな彼女とのデート、恋多きみのるであった。人生には運命の人と3人会うそうです。みのるはそれ以上の人と運命を感じた。人生は、晴れ時々曇りのち雨、天気の回復を待て。それが教訓である。小学校から好きな子がいた。中学では交換日記をした。中三では、サッカーに明け暮れた。高校に入学して運命を感じた。そこで恋のはかなさを感じて詩集の写し書きに没頭する毎日であった。高校を卒業してからまた運命的な出会いをした。いろいろな恋を体験してきた。だから今のみのるの感性があるのだろう。恋多き男である。だから人生を謳歌するのである。あなたも素敵な恋をしてみませんか?。恋をするのは簡単ですよ。あなたが運命の人だと思うだけです。但し、ストーカーにはならないように。相手があることをお忘れなく。

出会い

今日は卒業式の後に同期の飲み会がある。
卒業式でみのるは表彰された。卒業論文が認められたからだ。

その出来事だけがみのるの大学時代で一番大きな出来事となった。

卒業式のすべてのセレモニーが終わり、みのるは同期の飲み会に
誘われていった。

会場は大学の近くにある古ぼけた屋敷みたいな作りの居酒屋でした。
飲み会の席には50人近くの同期生がいた。

その席の一角にみのるは自分の席を確保した。
周りには見たことないやつがたくさんいる。

もっつとも、みのるは大学にはあまり出席していなかったので
みのるのことを知る人が少ないだけでした。

数少ないみのるのことを知る同期生がみのるのそばに寄ってきた。

そして、みのるの前には見覚えのない女の子が座った。

再会

今日はみのるにとって記念すべき日だ。
5年間通い続けた大学の卒業式。

そして、社会人になる。

5年間、長いようで短い。あっという間に卒業してしまう。

始めは面倒くさかった大学までの通いなれた道も
今は懐かしい思い出になった。

苦労して通ったので達成感はある。最後の1年は冷や汗ものであった。
大抵は、大学って最終学年は、週1とか。私は、週5でした。

おまけに、一般教養も残していた。

みのるの大学時代の思い出は、今日のこの卒業式と教授の家でのパーティー
位かな。

今日は、めでたい卒業式である。そしてみんなと打ち上げ。
そこで初めて会話をする人もいた。そこで私の前にいる

見覚えのない子が悦子であった。

悦子の話を聞いていると、何だか身近な感じがした。
それもそのはず、悦子は私の住んでいる街の出身であった。

なんだ、同郷じゃん。ジャン・ダラ・リンである。

会話の語尾に必ずこれが付く。その話で悦子と盛り上がる。
しかも、悦子は、私が高校の頃に知り合った友人とも友達であった。

マジですか。T君と同じ中学なんだ。何でT君のことを知ってるの?
ってところから盛り上がる。

大学の卒業式の打ち上げでしかも5年間も
同じクラスだった。一度も話したことがない二人が出会った。

しかも同郷で共通の友達がいるなんてね。