多恵子の笛の音色はみのるの弾く曲にぴったり合っていた。

どこで練習していたのか。また、この曲がどうした分かったのか。

みのるは自分の演奏をしながら笛を吹く多恵子とそんな思いをしていた。

みのると多恵子の音色はいつまでも会場に流れていた。

いままでのすれ違いを打ち消すかのように。

二人の息はぴったり合っていた。

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