セミナー当日、あいるくんは会場に到着する。
いろいろな方々がいる中であいるくん、ベラベラちゃべりまくる。
今から思えば、健康的な引きこもり状態であったため
人と話すのが自分の緊張をほぐすためであり
相手不在のコミュニケーションに他ならなかった。
相当、恥ずかしい状態であった。今から思えばの話だが。
さて、セミナー初日であるが、数十人という参加者の中で
あいるくんは、さらにいろいろな葛藤を生じていた。
参加者に迷惑をかける状態であったため主催者に退場しますか。
大人しく参加しますか。という選択を強いられてしまった。
いろいろな心理学をベースにした実習であったが自分を知る
という意味では、葛藤は避けて通れない。
心理的なリスクに近づくとそれを避けようといろいろ起こして
しまうのだと気づいた。
人は人で磨かれる。なるほどそういうことなのか。
日常では、そんなこといちいち感じている時間はない。
また、人のことにかまけている時間もない。
自分が生きるのに精一杯である。
それが、そのセミナーでは体験できた。
何があるのだろうか。
つづく…。
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